ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2008.8.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
酔いは「災いの門」
十日のセブ市ブサイ・バランガイ(最小行政区)での出来事。ジプニー運転手の男性が日曜日の午後、ほろ酔い加減で客待ちしていたところ、セブ署のパトカー一台がそばに停車。違法賭博取り締まりのために出動したのだが、警察官は急ぐあまり、鍵を差したままパトカーから飛び出し、現場に向かった。
これを見ていたジプニー運転手がパトカーの運転席に乗り込んでエンジンをかけ、パトカーを走らせ始めた。
その時、別のパトカーが到着。不審者がパトカーを運転しているのを見てびっくり。慌てて行く手を阻んで停車させ、ジプニー運転手を窃盗と公務執行妨害容疑の現行犯で逮捕した。運転手は「酔っていたための出来心」と悔やんでいる。(11日・サンスター)