ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 302字|2008.8.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
身代金2千500万ペソ要求
約一カ月前にサンボアンガ市内で女性看護師(22)が誘拐された事件で、犯人側が解放条件として身代金二千五百万ペソを要求していることが分かった。看護師の両親は「娘が生きている証拠を見せてほしい」と訴えている。
地元警察によると、この看護師は七月七日夜、勤め先から自宅に戻る途中、男女の四人組に誘拐された。四人は看護師と学校時代の同級生とされる。
誘拐直後、四人組は看護師をボートに乗せ、サンボアンガ市の南部に浮かぶバシラン島に向かったとされる。身代金要求の電話はスルー島が発信地になっているが、看護師がバシラン島トゥブラン町で目撃されたとの情報もあり、捜索は難航している。(5日・インクワイアラー)