ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2008.7.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブでジプニースト
セブ市とその近郊は六月三十日、全国一律の料金制度を要求するジプニー運行業者のストで、庶民の足が奪われた。市交通局の調べによると、全車両の七〇%が動かなかったという。
陸運事業認可調整委員会(LTFRB)は二十八日、中部ビサヤ地域のジプニー初乗り料金(五キロまで)を五十センタボ引き上げて七ペソとすると発表したが、ストを呼び掛けた組織、ナドス(NADSU)が納得しなかった。値上げは歓迎するが、マニラ首都圏での同料金はすでに八ペソで、地域格差をつけるのは不当だというのが言い分だった。燃料価格の値上がりは全国同じのはずと息巻く。
ストの影響でセブ市内の学校のほとんどが休校となり、企業も午後五時前に終業した。(1日・ブレティン)