ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2008.6.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
米飯抜きデー
アビラ・ダバオ市議はこのほど、市内のNGO(非政府組織)と話し合った結果、「米飯抜きの日」を設けるよう議会に提案した。
同議員は、提案の趣旨はコメ業者の売り惜しみを防ぐことだとし、「コメの販売業者が精米業者に注文しいたら、主人が休暇でボラカイ島に行っていると断られた」という例を挙げた。
業者はたった一︱二キロのコメを買うため、長い列を作っている消費者を無視していると憤慨した。
ダバオ市の一日のコメ必要量は九千袋だが、市民が米飯を一日、食べないことで需要を二千袋減らし、業者の圧力を掛けるという。国家食糧庁はコメの供給を保証しているが、業者のコメ隠しが収まっていない。(13日・サンスター)