ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2008.6.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
白昼の貴金属強盗
五月二十四日午前十一時すぎ、セブ市中心部エルミタのマガリャネス通りに一台のバンが停車したかと思うと、銃や拳銃を持った男八人が並びの宝石店と質店になだれ込んだ。あっという間にショーケースがたたき割られ、中の金製品などがごっそり持ち去られた。この間わずか五分。通りかかった一人の非番警官が発砲したため銃撃戦となり、近くにいた市民二人が流れ弾で死傷した。
セブ市警察本部は犯行の一時間後、市内の下宿屋を襲い、容疑者二人を逮捕した。目撃者や監視カメラから割り出したという。警察の調べによると、被害総額は千三百万ペソを超す。この後、同市警はパトロール警官にM16ライフルを持たせることにしたという。25、28日・サンスター)