ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 304字|2008.3.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ケータイ密輸野放し
国家電気通信委員会(NTC)南部ミンダナオ支部は今年に入ってダバオ市内の複数のショッピングモールを手入れし、NTCの承認ステッカーがなかったり、模造された携帯電話機八百台以上を没収した。
NTCのビリャーゴ支部長は記者団に対し、「(没収した)ケータイの大半は中国製のようだが、NTCから品質を承認されていれば問題はない。電話機の電子回路が検査されないと危険だ」と述べ、火災や電磁波による危険があると指摘した。
同支部長によると、問題はNTCが店頭販売されているケータイしか規制する能力がなく、密輸品を摘発する権限を持つ関税局や空港、港湾当局の協力態勢が十分でないことだという。(18日・サンスター)