ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 334字|2008.2.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
警官の闘鶏はご法度
国家警察西部ビサヤ本部長に就任したクエバス警視正はこのほど、ゲーム開催中の闘鶏場に立ち入らないよう管内の全警官に指示するとともに、一般市民にも警官を見たら通報するよう要請した。
国家警察の綱紀粛正運動の一環で、警察官はどんな種類の「非番中の内職」にも携わらず、自分の存在を認知させて犯罪を未然に防ぐよう訓令した。住民からの寄付金集めや小遣いせびりも厳禁となり、違反者には六十日間の定職処分が科される。
新本部長はさらに、管内の警察署長や自治体首長に対しても、平素から警官の勤務状況をチェックして、勤務中にギャンブルなどの遊びにふけらせないよう要請した。裏を返せば警察官の非行を証明するような指示だが……。(21日・ブレティン)