ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2008.1.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「環境」ダンスで優勝
最高に盛り上がったセブの祭り「シヌログ」は二十日、雨にたたられながら華麗なダンス行進で幕を閉じた。参加百三十七団体の中で、五十万ペソの優勝賞金を獲得したのは「自由形式」の部でセブ市の「バサカノン」、「シヌログ基調」の部でセブ州アルコイ町の「シロイ・フェスティバル」の両舞踊団。バサカノンはたわわに実るバナナを表現し、そろいのブロンズ製衣装が卓抜だった。アルコイ町チームは町に多い黒い鳥「シロイ」をめぐる物語仕立てで環境を守る大切さを訴えた。いずれのダンスもサントニーニョが救い主として現れた。
南ミサミス州タングブ市から参加した「トリブ・シナンドゥロイ」は「シヌログ基調」の部で四連続優勝を逃して二位だった。(21日・サンスター電子版)