ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 307字|2008.1.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
自分を停職処分
ダバオ市のラジオ局キャスター、リントゥアン氏は十二月に暗殺されるまで、市内の公園「ピープルズ・パーク」建設にかかわる汚職疑惑を非難し続けたが、ドゥテルテ市長は潔白を主張、年始から疑惑が晴れるまで休暇を取ると宣言した。会計検査院の調査結果を待つという。
同公園の建設で、市が不当に高額な契約をしたという疑惑だが、市長は「もし汚職があったら辞職する」と全面否定している。
リントゥアナン氏殺害の黒幕ではないかという説についても同市長は、「氏の市政批判は一九八八年以来のこと。私はその見解に尊敬を払ってきた」と述べ、「氏の疑惑暴露に対して、事実を究明するのは市長の役目だ」と疑惑を否定した。(3日・ブレティン)