ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2007.11.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
避妊率は60%弱
国家統計局の二〇〇六年度調査によると、ミンダナオ地方で最も避妊が普及しているのはダバオ地域で、十五歳から四十九歳までの既婚女性約十七万四千人の五七・二%が何らかの避妊法を実施している。前年比で三・四%増。最低はイスラム教徒自治区(ARMM)の二〇%。
ダバオ地域で最も使用されているのはピルで、調査対象女性の一八・五%が常用、次いで一一%がカレンダー方式、九%が卵管結索、八・三%が子宮内避妊器具(IUD)。前年に避妊していた女性の一〇%が避妊用品の行政からの支給がなくなるなどで避妊をやめ、自分で入手しているのは二・五%だけ。結局、避妊していない女性は夫の不在などを含めて三七・五%という結果が出た。(7日・ブレティン)