ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2007.10.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
潜伏テロリスト増える
アリャガ国軍西部ミンダナオ司令本部長は十一日、東南アジアのテロ組織、ジャマ・イスラミヤ(JI)に属するテロリスト約十人がスルー、タウィタウィ両州などに潜伏していると語った。米国などから高額の懸賞金を掛けられているJI幹部ドゥルマティン、パテク、マルワンの他に、ドゥルマティンの側近であるアブサマールことグフランらで、従来の推定よりずっと多いという。
JIメンバーが頼りにしているのはイスラム過激派のアヌサヤフだが、同本部長によると、その活動資金を違法薬物取引で得ているという。国軍は昨年の「アルティマタム」作戦ではスルー州で大麻栽培地約二ヘクタールを発見したが、最近も栽培地が見つかったという。(12日・インクワイアラー)