ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 316字|2007.10.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
法を守らぬ米兵は去れ
九月十九日、ジェネラルサントス市のファストフード店に銃を持った米兵五人が入って来たので客や店員がビックリ。折りから国軍第一〇〇二歩兵旅団長のパジリナン大佐が地元記者団と会合しており、米兵を説諭した。この話を聞いたドミンゲス・サランガニ州知事が激怒、二十五日になって中央政府に対して不法に銃器を所持していた米兵に小言を言うだけでなく、国外追放せよと要求した。
国軍西部ミンダナオ司令本部の報道官によると、現在、バシラン州に米兵十人が駐在し、民生作戦の準備をしているという。エスペロン参謀総長は比米合同演習「バリカタン」の準備中としている。ジェネラルサントス市に現れた米兵の所属はわかっていないという。(26日・インクワイアラー)