ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 319字|2007.9.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ドップラーレーダー
クルス比気象庁長官は二十日、ミンダナオ南部の天気予報センターをダバオ市に、同北部のセンターをカガヤンデオロ市に設置する方針を明らかにした。政府がこのほど、設置のための予算を付けると約束したというが、金額については明らかにしなかった。
同長官によると、予報センターに新設する予定は衛星からの情報を受信するドップラーレーダー設備。フィリピンはこのレーダーで米国立大洋大気圏局(NOAA)から送られてくる気象衛星からの映像をリアルタイムで受けられることになり、特に、台風や竜巻の風速測定に役立つという。「気象庁はこれまで台風の警報は出したが、その他の異常気象条件については予想できていない」と、同長官は語った。(21日・サンスター電子版)