ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2007.9.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
消えた給与原資
第七地域(中部ビサヤ)陸運局で出納係の女性が管内職員の給与分、総額二百万ペソ以上を持ち逃げした。犯罪が発覚したのは、セブ州の陸運事務所経理担当が銀行で小切手を振り出して八月の給与分の現金を下ろそうとしたところ、預金不足で断られた。ボホール、シキオール両州の陸運事務所からも同じような苦情が届いた。レイソン局長が勤続九年になる出納係の女性を詰問すると、公金着服をあっさり認めたが、直後に欠勤してしまった。同出納係はどうやら預金残高が足りないのを知りながら小切手にサインして各事務所に送っていたらしい。陸運局では車両登録や免許証などの発給手数料を徴収しているが、直ちに財務省に送金するので、その被害はないとか。(18日・サンスター電子版)