ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2007.9.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
アブ指導者、生存を確認
八月の戦闘で国軍が死亡させたと発表したイスラム過激派、アブサヤフの有力リーダー二人が生存していることがわかった。二人はプルジ・インダマ、ヌルディン・ムダラン両容疑者。ムダラン容疑者はインダマ容疑者の右腕的存在とされる。
バシラン州警察本部によると、インダマ、ムダラン両容疑者の生存を確認、同州ウンカヤプカン町のカラム町長も二人は生存していると述べた。インダマ容疑者らは八月十八日、同州ティポティポ町で国軍と交戦、ムダラン容疑者が負傷したが、逃走。近隣スミシップ町の有力政治家にかくまわれている。このため国軍は討伐作戦を方向転換したという。インダマ容疑者には海兵隊員虐殺事件で殺人容疑の逮捕状が出ている。 (1日・インクワイアラー)