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　ダバオ市役所はこのほど、タクシー運転手の不正行為を防止する新しい「タクシー営業許可証」の発行を決め、これまでに千七百三十人が申請した。ドゥテルテ市長は先週、テレビに登場して悪徳運転手八人の名前を公表、ダバオ空港でのトラブル例を説明した。

　新しい営業許可証は二枚組みで、一枚はフロントガラスに貼（は）り、もう一枚は乗客が使う後部座席に貼り付けることになる。運転手に不正があった場合、乗客は直ちに「９１１」番に電話で通報、緊急対応センターが対策をとる。

　市の負担経費は約二十六万ペソだが、「これでタクシー運転手の非行が絶滅とはいかないまでも減るだろう」と期待している。（16日・サンスター電子版）