ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 300字|2007.7.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
誘拐犯4人を射殺
国家警察は十一日、身代金誘拐されていたダバオ市パナカン・バランガイ(最小行政区)のガソリンスタンド経営者を同市ブハンギン・バランガイの民家から救出するとともに容疑者四人を射殺した。
調べによると、射殺された元陸軍軍人、ヘッシ・ムイトを首領とする営利誘拐団「バルバクア」の犯行で、これまでに二千件以上の営利誘拐事件を起こしていた。ムイトは逮捕されたことがあるが、被害者を脅して立件されないようにしていた。
警察官一人も犯人として射殺されたが、誘拐団は国軍、警察からも積極的に構成員を勧誘していたという。カロ南部ミンダナオ警察局長は「制服を着た悪漢どもは許さない」と宣言した。(13日・スター)