ボゴ市誕生へ
[ 310字|2007.6.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ島北部のボゴ町で十六日、市制施行の是非を問う住民投票が実施され、投票率は六〇・七九%と低い方だったが、九七・八二%が市制移行に賛成した。反対派わずか一・九八%。
市制移行は一九九九年からの課題だったが、地元政界が賛否で対立、経済界も外部企業の進出を嫌って反対していた。上院地方自治委員会は二月、ボゴ町を含む全国十二町の市制施行を承認したが、立ちはだかったのは比都市連盟(LCP)=百十八市が加入=で、市が増えると国庫から出される地方交付金のシェアーが減ることで反対した。
ミンダナオ地方バシラン州のラミタン町も十八日の住民投票で市制移行を決めたが、地方交付金は三倍近く増えるという。(20日・タイムズなど)