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　統一選でのドゥテルテ・ダバオ市長とノグラレス下院与党院内総務との与党内盟約関係がもろくも崩れた。

　ノグラレス議員は副市長選立候補を息子にやめさせ、市長の娘に譲った代わりに、市長に野党連合の立候補者を一人も勝たせないと約束させたという。しかし、同議員が息子が候補者に選ばれた政党リスト制団体を後押しし、市長の政党であるフグポン・サ・タウォン・ルングソッド（市民連合）の候補者を積極的に支持しなかったため、二人の関係は冷たくなった。

　ドゥテルテ市長は十四日の投票後、「盟約関係など最初からなかった。アロヨ大統領のためだけだ」と語った。二人は以前、ダバオ市長選で戦った間柄で、もともと仲はよくなかった。（16日・インクワイアラー）