ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2007.4.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
CICCで新疑惑
完成遅れがアセアン首脳会議延期の一因といわれたセブ国際会議場(CICC)だが、今度は建設費に無駄遣い疑惑が起きた。実業家、クリソロゴ・サーベドラ氏が二十六日、行政監察院セブ支部に証拠書類を付してガルシア州知事らを告発、同知事らの喚問を要請した。
告発によると、州議会はCICC建設費として五億千五百万ペソを予算配分したが、主請負業者のWTコンストラクション社などはこれまでに六億五千万ペソを受け取った上、さらに二億八千万ペソを請求しているという。
同氏は、こうした工事費の予算超過の背景には違法な談合などがあったと告発、正式な捜査開始を要求した。しかし、行政監察院は当面、予備捜査を続けるという。 (28日・インクワイアラー)