ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2007.4.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
スピード解決
こんな強盗事件のスピード解決は近来、珍しい。十六日朝、セブ市パルド・バランガイ(最小行政区)の質屋で女店員と警備員が店のシャッターを開けた途端、三人組が「手を上げろ」。宝飾品などが入った小型金庫や現金などを奪ったところへ警官が到着。賊は女店員を盾にしながら発砲した後、近くの山林に逃げ込んだ。しかし、すばやい追跡で賊の一人が捕まり、自供からタリサイ市内のアジトなどにいた共犯容疑の五人もスピード逮捕された。主犯格のアレックス・イバニョは大学教員らしい。
お手柄は、非番のグリセリオ・ベリタ二級巡査。現場近くの自宅で寝ていて事件の通報を受け、本署に連絡。自分も小型金庫を携帯していた犯人を発見、検挙したという。(18日・スター)