ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 320字|2007.4.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
選挙暴力の危険地区
中央選管と国家警察は三日までに、統一選挙期間における中部ビサヤ地域の流血事件発生懸念地としてセブ州バンタヤン島と東ネグロス州ラリベルタド町を指定した。バンタヤン島の三町で選挙運動での対立が激化しており、ラリベルタド町ではバランガイ(最小行政区)の議長と部下たちがすでに撃たれた。
要監視地区は、市長のボディガードが撃たれたカンラオン市を含む東ネグロス州第一選挙区。国家警察のアラルシオ第七管区警察局長は部下に対して、市内の三つの私兵団をおとなしくさせるように指令した。また、親族が選挙に立候補している警察官をリストアップし、関係選挙区での任務をはずし、同じ場所で二年以上勤務している警察署長は転勤させるという。(4日・サンスター電子版)