ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 269字|2007.2.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブの森林保護法
セブ州中央部に残る保安林、河川流域五区域の保護を図る保護法案が先の上院環境・天然資源委員会で第二読会を終えた。同委員会のカエタノ委員長が推進役で、下院で起草したグリアス議員案を受けたもの。
法案はスドロン国立公園、セブ・セントラル国立公園など五カ所約二万九千ヘクタールを管理・監視する態勢を整える。保安林には固有の植物七十四品種が植生しており、うち十一種が絶滅危機品種という。
同上院議員は「急激な都市化現象で森林が次々と開発されてしまった。残された流域や保安林の保護が将来の水資源確保のためにも重要」という。(14日・ブレティン)