ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2007.2.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
豪華客船が到来
アジアのラテン都市といわれるサンボアンガ市に欧州の豪華客船が十日、寄港した。同市はロブレガット市長が中心になり、町を挙げて歓迎態勢だ。欧州からの豪華クルーザー、MSアルバトロス号で、乗客八百人のほとんどがドイツ人という。乗組員は約五百人。アルバトロス号は十六時間サンボアンガに係留、次の寄港地マニラに向かう。
比ではマニラ以外、サンボアンガだけが寄港地に選ばれた。同市はイスラム過激派、アブサヤフの拠点スルー州に近い上、相次ぐテロ事件で観光客の足が遠のいていた。この機会に外国人観光に弾みをつけようと、同市長らは「滞在時間はわずかでも寄港自体がサンボアンガは安全な都市というイメージを与えるのに十分」と大喜び。(11日・インクワイアラー)