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　ドゥテルテ・ダバオ市長は二日、口径22ミリ以上のライフル、すべての散弾銃の販売、所持を厳しく規制する指示を出した。暗視装置など銃器の威力を高める付属品も規制の対象となる。

　銃器商、射撃場経営者がこれらの銃器を販売、修理、改造する際は、必ずダバオ市警察署の許可を受けねばならなくなる。同市長は「銃器がテロリストなどの手に渡るのを防ぐのが趣旨」と説明した。

　一方、同市長は、ならず者や非行少年が横行する市内のバランガイ（最小行政区）に散弾銃を支給する方針を固めた。市長は「バランガイ自警団員に自衛するのをためらわせてはならない」と語った。しかし、トリニダド市会議員は、「警察も非行を防げない現状なのに」と反対した。 （３日・サンスター電子版）