ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 304字|2006.7.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
借金うなぎ上り
昨年のセブ市財政は収入も増えたが、インフラ開発のための借金もうなぎ上りだった。会計検査院がこのほど明らかにした
同市の収入は二〇〇四年比で一五・七六%増の十九億千四百万ペソ、支出は同微増の十四億七百万ペソで、約五億ペソ以上の黒字財政。会計検査院によると、市徴税当局の努力の成果という。市資産額も百億ペソを超えた。
問題は、借入金が〇四年の三十八億六千万ドルから一挙に五十九億五千八百万ペソに増えたこと。うち五十二億五千万ペソは長期債務だ。借り入れ先はほとんどが外国で、中でも南部道路改修事業(SRP)で日本の国際協力銀行からの借款が大きい。二〇二五年まで返済することになる。(28日・サンスター電子版)