ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2006.7.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
レイテの赤狩り
比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の壊滅を叫ぶアロヨ大統領の指示で、陸軍第一九歩兵大隊(レイテ州カナンガ駐屯)はこのほど、オルモク市で比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の幹部三人を捕らえた。
捕まったのは、NPA北レイテ戦線書記とされるバビアノ・レンティロサの娘、リーゼル・ローレンテら三人。部隊が国家警察とともに市内サントニーニョ・バランガイ(最小行政区)の民家に踏み込むと、レンティロサ夫婦らは逃げ、生後二カ月の赤ちゃんを抱いていたリーゼルが取り残されたという。
M16ライフル三丁、拳銃のほか、革命運動についての本や文書が押収された。しかし、リーゼルの党での肩書きや役割ははっきりしない。(13日・ブレティン)