ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2006.7.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブの家具輸出に赤信号
セブの家具製造業界が厳しい競争に直面している。「セブ家具産業財団(CFIF)は二十八日、記者会見を開き、全国家具輸出のセブ業界のシェアが二〇〇一年の約七〇%から昨年には約四〇%まで激減したと発表して、業界の奮起を促した。
全国港湾からの家具輸出量を比較した数字で、CFIFのバスバス会長は「オーストラリアなど環境適応基準の厳しい国向けのセブ製家具がマニラ経由で荷積みされていることがシェアを下げているが、それがセブの業績低下の全部ではない」と説明した。
フィリピン家具の国際シェアは三一%だが、〇〇年から〇五年の輸出成長率はわずか
六・九%。ベトナムが同三八・六%と急成長しているという。(30日・セブ・サンスター電子版)