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ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 310字|2006.6.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

イワシ船団操業再開

 サンボアンガ市に基地を置く比南部遠洋業業組合(SOPFIL)がスルー海、モロ湾などでの操業を再開した。SOPHILのメンバーは十六業者で、漁船二百隻が操業、比のイワシ缶詰の七〇%を生産するサンボアンガ市で十工場に原料供給をしている。比で最大のイワシ漁獲高を誇る漁業組合だ。

 昨年十一月から半年間、操業を休止していた。この時期が端境期でイワシの漁獲が落ち込むのと、燃料油の価格高騰、さらに資源保護を考慮した措置だった。三月から半年ぶりに操業を再開したが、一日の水揚げは平均して七百六十トン、十の缶詰工場に十分な原料供給ができているという。缶詰以外に生鮮品や干物原料としても市場に出している。(12日・ビジネスワールド)

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