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　漁業資源局西ビサヤ事務所は六日、赤潮が発生して貝類が汚染されているため、東ネグロス州南端シアトン海域の貝類を食用にしないよう漁民・住民に呼び掛けた。同事務所によると、シアトン沖合で発生した赤潮のため、採取した貝類から基準の百倍近い毒性が検出された。このため「食中毒防止のため、当面は貝類の食用、捕獲、販売を控える」よう住民に呼び掛けている。

　最近、周辺で取れたムールガイを食べた七人が食中毒にかかり、うち四人が入院する騒ぎとなっていた。七人ともシアトン海域でムールガイなどイガイの養殖計画に従事していた。地元保健所がサンプルを同事務所に持ち込み、貝毒のサンプル調査を実施するよう要請していた。 （８日・インクワイアラー）