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　東ビサヤ地域、ミンダナオ地方で六月からの新学期、公立小学校、高校でこれまでに例のないような生徒数の増加現象があった。教育省東ビサヤ地域担当局長によると、公立高校での異常な生徒数の増加は主として私立校からの転入生が増えたため。同地域でかなりの私立高校が教員の待遇改善、環境整備のため授業料など学費をアップした事実があるとの報告がある。

　学校当局者によると、公立小学校でも東ビサヤ、ミンダナオ地方では一部で前年より五パーセントもの生徒数増加がみられた。担当者は政府が推進している未就学児童に対する義務教育参加計画のキャンペーンが効を奏し、これまで家庭の事情で子どもを学校へ行かせてなかった家庭が啓発されたためとみている。（６日・ブレティン）