ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2006.6.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
素っ裸でデモ
ダバオ市地検は一日、同市内のミンダナオ大学からアテネオ・デ・ダバオ大学まで裸でデモした八人の若者に対する秩序びん乱容疑を却下、身柄を釈放した。
ダバオ警察署の調べによると、八人は同日午前十時すぎから、「学費の値上げ反対」の抗議プラカードを持ち、素っ裸で、ボルトン通りからロサス大通りをデモ行進した。身元を隠すため、顔に仮面を描いていた。いずれも左派団体、アクバヤンのメンバーで、全国で千三百万人の若者が学費値上げの野放しで勉学を続けられなくなっていると訴えた。裸デモはマニラ首都圏やゼネラルサントス、サンボアンガ両市でも行われたという。市地検は、八人について「非常に不道徳とは言えない」と判断した。(3日・サンスター電子版)