ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2006.6.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤのNPA
比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の活動が全国的に強まっているが、国軍中部司令本部はこのほど、シキホール市で開かれた第七地域
平和秩序評議会で中部ビサヤ地域四州でのNPA勢力の現状を報告した。
それによると、NPAが最も強力なのは東ネグロス州で、百九十二人が十九バランガイ(最小行政区)で活動、次いでボホール州の百四人、十二バランガイ、セブ州では三十八人と少数だが、浸透したバランガイ数は五十以上と多い。シキホール州はゼロ。
セブ州のNPAは武力闘争以外の活動が多く、カルメン、カトモン、ソゴド、タブエラン、サンレミンギオなど北部の町で軍事資金の脅し取りや兵員募集、討論会などを行っているという。(4日・スター)