ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2006.5.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
でこぼこ滑走路
サンボアンガ国際空港の滑走路補修の予算がやっと降りた。五月三日、同空港に着陸したセブ・パシフィック航空の旅客機の車輪がパンク、立ち往生して空港が使えなくなった。調べたところ、老朽化した滑走路の舗装表面がでこぼこになっていたのが原因だった。
事故で空港がまる一日間使えなくなったとあって、ロブレガット・サンボアンガ市長が運輸通信長官に早期修理を陳情したところ、四千五百万ペソの緊急支出が認められた。同省のハティコ次官補の連絡によると、経費支出はあくまで臨時の手当であって、滑走路の全面修理とは関係がないとのこと。日本の国際協力機構(JICA)の調査では、比の空港の大半は滑走路の舗装修理が必要だという。(26日・ブレティン)