ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2006.5.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海賊、陸で捕まる
セブ市のホテルで病死した仲間の遺体を密かに運び出して捕まったインドネシア人男性二人は船を強奪したシージャックの一味だった。
二人は五月六日、不審な行動で市警察に捕まったが、入国ビザも旅券もないところから潜伏中のテロリストではないかと疑われていた。年齢はは四十九歳と四十二歳で、フィリピノ語も英語も話せない。取り調べは行き詰まったが、セブ州サンフェルナンド町の造船所ドックで不審な船が発見され、インドネシア側に照会したところ、海上で船をタグボートと一緒に奪い取っていたことがわかった。
比国内に船の買い主がいたらしく、船体などは塗り替えられていた。本国に送還され、海賊行為で罪に問われると、死刑になるという。(19日・サンスター)