ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2006.5.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
観光新名所
約千人の人命を奪った二月十七日の大地滑り事故現場、南レイテ州のギンサウゴン町がちょっとした観光新名所に変わっている。
レリアス同州知事はこのほど、マレーシアからの援助物資を受け取りに同町を訪れたが、「犠牲者に花を供え、祈りを捧げに来た人たちは数百人に上る」と話した。事故現場では、四台の観光バスに乗った外国人を含む慰霊の訪問者たちを目撃したという。
このため、同知事はリム町長を相談して、新たに訪問者のために犠牲者の慰霊碑や墓標を建てることを検討している。また、いまだに避難場所のクリストレイ高校で暮らしている被災者たちの生計を助けるため、Tシャツやろうそくを作って売る計画もあるという。 (12日・インクワイアラー)