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　ミンダナオ島駐屯の陸軍第六師団が四月末から五月にかけて、恒例の「分隊行動コンテスト」を北コタバト州カルメン町のルセロ基地で実施、同州マキララ町駐屯の第六〇二旅団所属・第三九歩兵大隊が優勝した。準優勝は第三七、三位は第七五の両歩兵大隊で、いずれもスルタンクダラット州駐屯。

　競技種目は、渡河、耐久、射撃、夜間偵察、銃器分解、第一次救急措置、体力強化など。優勝した第三九大隊は渡河、射撃、耐久の種目で抜群の成績を挙げた。エスペロン陸軍司令官は五日の表彰式で、「分隊が優秀なら小隊、そして中隊も良くなる。こうして優秀な大隊が生まれる。競技はテロ集団や治安を破壊する組織と戦う陸軍の能力を高めた」と演説した。（６日・ブレティン）