ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2006.4.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
比マグロ白書
ソックサルゴン漁業・関連産業連盟によると、比のマグロ漁獲量は台湾に次いで世界二位、マグロ缶詰の生産量では米、タイ、スペイン、イタリアに次ぐ世界五位。比のマグロ輸出額は年間約二億八千万ドルという。
漁獲量は年間約四十万トンで、巻き網漁船が大小二百七十隻、補助作業船が千百五十隻、バンカボートが二千五百隻。国内のマグロ缶詰八工場のうち、六工場はゼネラルサントス市、二工場はサンボアンガ市にあり、雇用者は約一万六千人。冷凍処理工場は十五カ所以上で、ほとんどがゼネラルサントス市にある。雇用者は約一万五千人。悩みの種はディーゼル燃料の値上がりで、一回の出漁経費の半分は燃料に食われるという。(10日・ミンダナオ・デーリー・ミラー電子版)