ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 323字|2006.4.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ガイドの日本語
セブ観光ガイド協会のトゥラ会長は「ガイドはもっと日本語を勉強しよう」と呼び掛けた。日本人の観光客と身振り手振りで会話しているガイドもいるという。観光省の統計によると、昨年、セブを訪れた日本人は前年比一一%増えて約十一万二千九百人。全体の二七・九%に当たる。しかも一人が落とすお金は二〇〇三年の統計では断然トップで、平均二千七百四十六ドル。オーストラリア人が二千五百ドル、アメリカ人が千四百三十五ドルだったという。
トゥラ会長は、ガイドの大多数は「しゃべる日本語は何とかこなしているが、専門的なことになると困っている。今後は、正式な日本語研修をしてほしい」と注文した。英語が通じない日本人の特殊事情が壁になっている。(10日・セブ・サンスター)