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4月10日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 311字|2006.4.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

米大使がバシラン島訪問

 このほど着任したクリスティ・ケニー駐比米大使は五日、地方初訪問の地としてバシラン島南部のスミシップ町を選び、米国の援助によるカブカバン橋の着工式に出席した。同島はかつてイスラム過激派、アブサヤフの根拠地として悪名高かった。

 「ここは海とビーチがあって、人々が住みたくなるような土地ですね」と、ケニー大使は地元民にあいさつ。四年前の比米合同軍事演習「バリカタン02︱1」でアブサヤフを掃討したが、これから何が出来るかを考えるという。

 一方、国軍第一〇三歩兵旅団長のフェレル准将は「米国の援助プロジェクトで、住民がアブサヤフの募兵に対して応じなくなり、治安に良い影響を与えている」と現実的な感想を述べた。(6日・スター)

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