ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 317字|2006.3.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
頼りは自治体首長
アロヨ大統領が二月二十四日、非常事態宣言を出した直後、大統領府や与党ラカス全国本部は地方自治体首長の忠誠確認を急いだ。
オカンポス西ミサミス州知事はこの日、ラカス本部から大統領を支持する立場を確認する電話を受けたと明かした。同州パロヒノグ・オサミス市長にも、大統領府職員が市長の忠誠を確認した後、他自治体首長の忠誠も確認してほしいと頼んだという。同市長は自分を含め全市・町長十七人の支持を取り付けた。
アンパトゥアン・イスラム教徒自治区(ARMM)知事は発令当時、大統領宮殿にいたが、早速、州知事、市町の首長ばかりか自治区議会の議員全員の支持を取り付けた。大統領の支持基盤のありどころがはっきりした。(27日・インクワイアラー)