ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 300字|2006.2.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
渡り鳥の飛来に注意
農務省は鳥インフルエンザに感染した渡り鳥がインドネシアから飛来する恐れがあるとしてミンダナオ島中部の住民に注意を呼び掛けている。すでにマギンダナオ州ラグアサン湿地に係員を派遣、飛来する渡り鳥の観察を始めたという。
アリ同省地域事務所長はインドネシアから持ち込まれるニワトリ、カモなど家きん類、その他渡り鳥で、感染の恐れがある鳥を発見したら即時、報告するよう求めた。
沿岸警備隊もサランガニ州の沿岸一帯で鳥類の持ち込みに対する監視態勢を強化した。昨年五月、警備隊はインドネシアから密輸された三百五十羽の鳥を摘発したが、鳥インルエンザ感染の恐れがあるとしてすべて焼却処分となった。(8日・タイムズ)