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　パンガニバン農務長官はマニラ首都圏で開かれたミンダナオ農水産業投資フォーラムで同島の農水産業振興のため、政府が特別予算を組んで対応していることを強調した。同フォーラムには多数の投資家、関係業者が参加。同長官は政府のミ島特別振興策で未開地が農地として開発され、多数の現地雇用を生み出している事例を報告。二〇一〇年までに国内で二百万ヘクタールの農地開発計画を推進しているが、その六〇％はミンダナオが対象と述べた。

　また、コメの自給率アップのため効率的な灌漑（かんがい）整備が重要と強調した。さらに、ことしから関税率ゼロとなった中国市場でミンダナオ産ココナツ、フルーツ、海藻、鮮魚のシェアを高めたいとしている。（１日・ブレティン）