ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 318字|2006.1.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
比米軍事演習はお断り
ピニョル北コタバト州知事は二十四日、アロヨ大統領に対して、米国がスービックで起きたレイプ事件の米兵被告の身柄を比側に引き渡さないのなら、州内での比米合同軍事演習を直ちに中止させるよう要請した。
「アメリカを友人と思っている国民を見下す国の兵士たちのホストは務めない。もし州内で同じような事件が起きても米政府は容疑者を引き渡さないだろう」︱︱同知事ら州庁幹部の共同声明だ。
軍事演習「バランス・ピストン06︱02」は同州のルセロ国軍基地で実施され、米将兵約三十人、比将兵約二百五十人が参加している。
昨年の合同演習で、ピニョル知事は官邸で米軍歓迎宴を主催したが、今年は「米政府が傲慢な態度を変えない」とお冠。(27日・ブレティン)