ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 301字|2005.10.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミルクフィッシュ
農務省ダバオ漁業・水産資源局のカンペオン局長によると、マグロ延べ縄漁のエサになるミルクフィッシュが、台湾など海外で売れている。和名ではサバヒーと呼ばれ、ミンダナオ島南部を中心に食用養殖も盛んだ。
ミンダナオに入港する台湾漁船が買い付けて帰るようになった。成魚になる前の体長二〇センチほどのミルクフィッシュは「銀白に光ってエサに良い」という。
ダバオ地域では、養殖業者が月間三十︱五十万匹を生産しているが、食用に売る成魚より手間もコストもかからないと早くに売るようになっているという。
成魚は漬け物にして米国や日本に輸出されているが、さて日本ではどんな名前で店頭に並ぶのか?(24日・ブレティン)