ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 321字|2005.9.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
JIが不登校児を徴募?
国家警察は五日、北コタバト州ミドサヤプ町でタン・コバカン町長から金を脅し取ろうとしたアバス・カリム容疑者を逮捕した。同町長の話によると、カリム容疑者は調べに対し、スルタンクダラット州イスラン町と北コタバト州アラマダ町で八月五日、十代のイスラム教徒八人を募集。同州カルメン町に連れてきて農業従事を装いながら、汎東南アジア一帯のテロ集団「ジェマ・イスラミヤ」(JI)の思想教育を受けさせていると供述した。テロ集団に募集された八人は国軍部隊の反政府分子掃討作戦で家を失った不登校児とか。
カリム容疑者はモロ・イスラム解放戦線(MILF)と関係がある人物だという。ピニョル州知事政は早速、JI潜入について調査を命じた。(15日・インクワイアラー)