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ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 316字|2005.9.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

相次ぐ医師の海外流出

 東ネグロス州庁のビリアパンド保健局長はこのほど、州立病院の医師三人が看護師として渡米することを明らかにした。今年初め、六人の医師が同じように看護師で海外就労したばかりだ。

 州立病院の勤務医は目下、四十三人。常時三百五十人以上の患者がいて、医師は最低七十人は必要なのに、また医師が減ってしまう。しかも、海外就労に関心を示さない勤務医は七人しかいない。

 同局長によると、政府公務員としての医師の月給は一万五千ペソちょっと。米国で看護士として働けば、月給二十万ペソから三十万ペソは固いところ。「医師を責めるわけにはいかない。彼らだって将来を考え、家族の生活も保障しなければならないからね」とぼやいている。(15日・インクワイアラー)

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