ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 313字|2005.8.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
爆弾テロで誤認逮捕
サンボアンガ地裁は二十三日、同市で十日に起きた連続爆弾テロ事件で容疑者として未決拘留されていたバシラン州ティポティポ町在住の比人男性三人の釈放命令を出し、三人は一人三百二十ペソの保釈金を支払って、即日釈放された。
国家警察は、二十五人の負傷者を出した爆破事件の直後、三人を逮捕し、イスラム過激派、アブサヤフの一味だと発表していた。しかし、同地裁は三人を拘留するに足る証拠がないと判定した。事件発生直後に、ケソン市の国家警察本部から爆発物専門家が派遣されたが、調査結果は明らかにされていない。
三人は拘束された後、体に傷があることを目撃されており、捜査関係者に拷問を受けたのではないかといわれていた。(24日・ブリティン)