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8月8日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 314字|2005.8.8|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

鯨を助ける

 ボホール州パンラオ町のプントド島沖で七月二十九日、弱り果てている体長約七メートル、重さ二トン以上のをマッコウ鯨が見つかり、漁民たちが浅瀬に運んだ。

 鯨は銃弾を撃ち込まれた傷があり、尾を含む全身に切り傷があった。医師であるドゥマルアン町長自ら、傷の手当てして海に帰した。州ではボホール・トライアングル海域での鯨のウオッチングを観光の目玉の一つにしている。

 同町長は「町民たちは州の方針をよく知っており、鯨のけがには関係ないと思う。大型漁船で不法操業している連中が漁網に尾をからませた鯨に発砲したのではないか」と推測した。鯨は海に戻る時、何回もジャンプして、まるで感謝の気持ちを示すようだったという。(1日・インクワイアラー)

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