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　イロイロ州庁のマホラダ総務局長は一日、地元ＦＭラジオ「ボンボ・ラジオ」のニュース解説員三人の取材を断り、州庁主催の記者会見にも出入り禁止すると発表した。どうやらツパス州知事がおかんむりらしい。

　州庁では、会計検査院の州監査報告書で「昨年、使った飲食費が大盤振る舞いで、カネのかけ過ぎ、かつ節度に欠ける」と批判されて大騒ぎ。ツパス州知事が五月二十七日、記者会見で説明したところ、同局の州政担当であるジェンシアネオ解説員と激論になった。同局はこの問題で辛口の報道をしていたらしい。

　「知事も私も個人攻撃を許してきたが、もう我慢の限界を超えた」と同局長。しかしラジオ局側も自説を曲げず、このメディア戦争は長期化しそうだ。（２日・スター）